ブログ開設の勢いに乗って、
記事を書き溜めたいところですが、
忙しさに負けてなかなか更新できずにおります。
そんな、妙に仕事が溜まっている玄鳳です。
仕事はできるだけ早め早めに手を打ち、
素早く済ませてしまうことが鉄則です。
それを敢えて溜め込んで、
自分の能力のパフォーマンスに利用してしまった龐統の話をしましょう。
龐統は鳳雛(鳳凰の雛)と呼ばれるほどの才能を謳われました。
しかし、容色が醜かったためその才能に気づく者はいませんでした。
龐統を謁見した劉備も、はじめはそれほどの人物とは思わず、
重責を与えず、耒陽県の県令に任命します。
ところが、片田舎の長程度では役不足だとしてふてくされたのか、
龐統は任地に赴くと、ろくに仕事もせずに酒を飲んで過ごしておりました。
その怠惰な勤務態度は劉備に報告されます。
そうして実際の龐統の仕事ぶりを視察しに来たのは張飛でした。
叱りつけてやろうと思っていた張飛を目の前にして、
龐統はそれまで溜まりに溜まっていた業務を瞬く間に片付け、
評判の高いその才能を鮮やかに見せ付けたのでした。
龐統の仕事ぶりに感心した張飛はすぐさま劉備に報告します。
おりしも学友であった諸葛亮からの口添えもあり、
龐統は以後、諸葛亮と並んで劉備を補佐するブレーンとなったのでした。
以上は、三国志演義で語られる龐統の代表的なエピソードです。
一見ひねくれ者のパフォーマーのような行動ですが、
よく考えれば劉備陣営内での自身の地位を確固たるものするための策であるとも考えられます。
龐統がただ単に、諸葛亮の推薦でストレートに仕官したならば、
その地位は諸葛亮によってもたらされたものとしての性質を永劫持ち続けます。
そこを敢えて、リスクを犯す(仕事を怠ける)ことによって、
劉備からの直接の関心と信頼を得ることに成功したのでした。
このエピソード自体は演義の脚色です。
しかし、ただ龐統の人となりを示すだけではなく、
その後の龐統の諸葛亮に対する嫉妬の伏線とも捉えることができます。
そういった意味でも、興味深いエピソードと言えます。





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